4月に施行された健康長寿とちぎづくり推進条例に合わせ、県は7日、オリジナルの職場体操をお披露目し、県庁前の県民広場で職員らが体験した。筋力トレーニングを含む5分間の体操で、14日から毎日、体操のやり方などを県庁内で放送、県職員が率先して健康づくりに取り組む。
 職場体操は座ったままできるもので、筋肉をほぐすストレッチングのほか、インナーマッスルを鍛える筋力トレーニングなども組み合わせた。この日昼休み、音楽などに合わせて実際に身体を動かした県職員の一人は「日頃の運動不足が分かった」と額に汗。別の一人は「職場のみんなで運動して健康づくりに努めたい。気分が良くなり、心もリフレッシュされる」と午後の仕事に備えた。
 県では以前にストレッチング中心の「リフレッシュ体操」があったが、午後の就業時間に体操時間を設定していたことなどもあり、根付かなかったという。今回の職場体操は昼休み中の午後0時55分から5分間を体操時間とし、音楽などを庁内放送する。また県民向けに、4月末にも体操の動画を県ホームページで流す予定という。県は「職員だけでなく、県民にも広げていきたい」と期待している。

本記事では,栃木県における健康増進の取組を紹介.
同県では,「職員の自主的な健康づくり促進のための職場体操を作成」*1し,同県庁の正面入口左側にある「県民広場」 *2で実演された模様.同県民広場を利用した体操が職員にとどまらず,広く「市民の側」で体操を行うための空間として「広場化の主体的な行動」*3が広がると,健康長寿とちぎづくり推進条例で規定されいる「県民一人一人がその居住する地域にかかわらず心身ともに健やかに歳を重ねていくことのできる」*4ことにも結びつきそうか.今後の取組は,要観察.