県立足利図書館(足利市有楽町)が、来年四月に足利市へ移管されることになった。県との協議が整ったとして市が市議会に報告。移管に向けた事務手続きや図書館業務の引き継ぎを進める。
県立足利図書館は一九八〇年に開館。市によると、二〇〇六年に県が県行財政改革大綱に足利図書館の移管を明記して以来、県と市で移管の協議が行われてきた。市教育委員会によると、全国で市立図書館がない市は足利を含めて十二市(一三年十月現在)という。県は足利図書館で管理する県有財産を市に譲渡し、市から無償で借りている土地を返還する。図書館の補修工事などに必要な費用の相当額を市に交付し、市は図書館機能の維持や継続のための施設整備などに活用する。交付金の額は今後、県と市で協議して決める。市によると、足利図書館の運営費や人件費などの費用は、一三年度決算ベースで約一億五千四百万円。このうち県が約九千百万円、市が約六千三百万円を負担している。 (稲垣太郎)
本記事では,足利市における県立図書館の移管の取組を紹介
1980年に「開館」された,同県の「県立図書館」*1.同県が2013年4月に改訂した『とちぎ行革プラン』では「県・市町村・民間の適切な役割分担と県の役割の重点化等の観点から県有施設のあり方を検討」*2するとして「足利図書館」に関しては「地元市への移管」を「取組内容」として掲載する.本記事によると「市立図書館がない」同市へと同館が移管される方針が「整った」ことを紹介し,あわせて同記事では「図書館で管理する県有財産を市に譲渡」とすると報道する.
具体的な「処分」*3内容は,要確認.