富山市ガラス美術館や市図書館本館などの入る複合ビル「TOYAMAキラリ」が九日、同市西町に完成した。六月八日に、富山第一銀行本店が一階で営業を始め、八月二十二日には、美術館や図書館が開館する。
 ビルは、中心市街地の活性化に重点を置く市のコンパクトシティ政策に沿い、西町南地区市街地再開発組合が、旧大和跡地を再開発。地下一階、地上十階建ての鉄骨造りで、延べ二万六千七百九十平方メートル。総事業費は百八十二億八千万円。
 外壁に石やアルミニウムを使用し、立山連峰をイメージしてデザイン。美術館と図書館が入る二〜六階は、立体的にらせんを描きながら突き抜ける吹き抜け「スパイラルボイド」を採用し、不燃性の県産スギをふんだんに使った。この日の竣工(しゅんこう)式には県や市、地元経済界から関係者七十六人が出席。再開発組合の河上弥一郎理事長が「丸二年で完成した。中心市街地のシンボルとしてキラリと輝いていってくれると思っている」とあいさつした。(青木孝行

本記事では,富山市における図書館開館を紹介.
2015年「8月22日」に開館する同市の「新図書館」*1.本記事でも紹介されている「店跡地」の「地上10階,地下1階建て」の「再開発ビルに移転」となり,「図書館」のほかに「富山市ガラス美術館」「銀行が入り」「カフェやイベントスペース」等が「備え」*2られ,「開かれる」*3空間としての利用も想定されてそう.開館後の利用状況は,要確認.