ふるさと納税制度「WE LOVE高島 ふるさと納税」を売り込む高島市は十月一日から、大手百貨店「高島屋」と事業提携して返礼品を充実させる。十一日に、市役所で覚書を締結した。
調印式で福井正明市長は「市の豊かな自然で育んだ恵みを全国に発信できる」と述べ、洛西高島屋(京都市)の森紳二郎店長と覚書を交わした。
提携では、寄付者が高島市のホームページか冊子のカタログで返礼品を選び、高島屋が発送する。返礼品は、高島屋の赤松健次ストアバイヤーが同市内の十六業者を回って厳選した地酒や近江牛など六十品目。高島屋は、ふるさと納税の案内資料を全国十九万人のゴールドカード会員に送り、制度のPRにも協力する。
同市は八月からJTB西日本のポイント制カタログを導入し、返礼品を充実。品ぞろえの豊富さがうけ、九月十日までに集まった寄付金は二千七百七十六万円に上る。福井市長は「寄付者に高島の魅力を理解してもらい、移り住んでみたいと思ってもらいたい」と話した。(浅野有紀)
本記事では,高島市におけるふるさと納税の取組方針を紹介.
2015年8月1日から「ポイント型カタログギフト」*1として開始されている同市.「10,000円以上」を「寄付頂いた場合」には「一年を通して高島市の特産品」*2がポイントに応じて「ふるさと応援寄付金カタログ ごえんがえし」から選択肢したうえで,送られて来ることになる.
具体的には,寄付金額が「10,000円以上」の場合には付与ポイントは「10,000ポイント」,「20,000円以上」の場合は「20,000ポイント」,「30,000円以上」の場合は「30,000ポイント」,「40,000円以上」の場合は「40,000ポイント」,「50,000円以上」の場合は「50,000ポイント」,「60,000円以上」の場合は「60,000ポイント」,「70,000円以上」の場合は「70,000ポイント」,「80,000円以上」の場合は「80,000ポイント」,「90,000円以上」の場合は「90,000ポイント」,「100,000円以上」の場合は「100,000ポイント」,「110,000円以上」の場合には上限「「100,000円」として以後,「1,000円毎に1,000ポイント付与」*3される.
本記事では,同百貨店と「事業提携して返礼品を充実」する方針を紹介.同事業提携により,「ショッピングする」*4かのように「六十品目」の「品ぞろえ」となる同市.寄付の状況は,要観察.