札幌市は本年度、市役所庁舎などがある区画(中央区大通西2、北1西2)について、広場の整備に向けた検討に入る。広場は、道路を挟んで北側にある時計台を見やすくしたり、大通公園も含めた周辺の一体感を演出したりするなど、観光地としての魅力向上につながると期待している。
 市都心まちづくり推進室事業調整担当課によると、区画は広さ約1万1700平方メートルで、現在は市役所の庁舎、駐車場、前庭のほか、郵便局などが入居する民間ビルがある。
 市は、この区画を含む市中心部にある市有地の再整備計画について、公募提案型の入札を近く実施する。選ばれる再整備計画を吟味した上で、2017年度以降、広場の整備の可否を判断する方針。
 市時計台周辺は外国人旅行客の急増により、歩道が混雑する傾向にあり、市は広場の整備でこうした課題の解消も図りたい考えだ。同課は「時計台の観光資源や歴史遺産としての価値を高める広場のあり方を探りたい」と話している。(水野富仁)

本記事では,札幌市における広場整備の方針を紹介.
「1971年」に「敷地面積 9,362.05平方メートル」のなか「建物延べ面積」が「42,215.97平方メートル」,「高さ」「軒高78メートル」*1で建築された同市役所.同敷地内の「大通公園と市役所に挟まれている場所」には「聖火台広場」*2が整備されており,2008年度からは「北海道洞爺湖サミット」を契機に「札幌市役所本庁舎周囲」に「おもてなし花壇」*3が整備されている.本記事によると,同市役所が建つ「区画」を含めた「市中心部にある市有地の再整備計画」を策定し「広場の整備の可否を判断する方針」が示される模様.同方針が確定され,実際に整備後での同広場利用の「コンテンツ」*4の検討もまた,要観察.