小池百合子知事は十日、多摩地域と島しょ部計三十九市町村の全首長との意見交換を都庁で始めた。二十一日まで一人一人と順次、面会する。市町村から出た意見は、多摩・島しょ部の振興策に反映させる。
 時間は一人当たり二十分。初日は東大和市、日の出町、檜原村、青ケ島村の四市町村長が面会した。尾崎保夫・東大和市長は、市内にある戦災遺跡「旧日立航空機変電所」の保存などへの協力を要請。菊池利光・青ケ島村長は「船やヘリの直行便はない。観光客に来てもらうためにも港湾整備をお願いしたい」と要望した。
 小池知事は、戦災遺跡の保存に関し、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」の活用を提案。
 青ケ島村の要望には「港湾は島の生命線。船の就航率の向上を目指し、岸壁の整備に引き続き取り組む」と答えた。
 小池知事は昨年十二月、五十七の業界団体から公開で予算要望を聞いた。今回の意見交換もほぼ同様の形で行われる。都知事が首長一人一人と会うのは異例で、七月の都議選を見据えた取り組みとの見方もある。

本記事では,東京都における市町村長との意見交換の取組を紹介.
「多摩・島しょ地域の振興をより一層推進する」ことを目的に,同都「知事が市町村長一人一人との意見交換」*1を実施する同都・実施日時と市町村は,「10日」が「10時40分〜12時00分」の間で「青ヶ島村」「檜原村」「日の出町」「東大和市」,「13日」は「10時00分〜12時00分」に「福生市」「立川市」「稲城市」「八丈町」 「神津島村」「奥多摩町」,同日「16時00分〜18時00分」には「東村山市」「昭島市」「武蔵野市」「清瀬市」「青梅市」「八王子市」,「14日」は「10時00分〜12時00分」に「三宅村」「新島村」「国分寺市」「調布市」「狛江市」「小金井市」,同日「13時00分〜15時20分」に「瑞穂町」「西東京市」「あきる野市」「府中市」「東久留米市」「多摩市」「国立市」,「15日」は「13時00分〜15時40分」に「大島町」「利島村」「御蔵島村」「羽村市」「武蔵村山市」「三鷹市」「日野市」「小平市」,最終日は「21日」となり「18時00分〜18時40分」に「町田市」「小笠原村*2と「市町村ごとの課題」や「要望」に関して意見交換を行い,「今後の多摩・島しょ振興策及び市町村支援に反映」する方針.「重層化」*3された市町村と都との間での意見の内容は,要確認.