東日本大震災で全損、再建された須賀川市役所の新庁舎が8日開庁し、職員が真新しい庁舎で業務を始めた。
 同日、市役所で開庁式が行われ、橋本克也市長が「復興のシンボルとなる庁舎が開庁した。『選ばれるまち須賀川市』の実現に向けて職員一丸となって取り組む」とあいさつし、関係者がテープカットした。この後、多くの市民が訪れ、新たな市役所を利用した。
 庁舎は地上6階地下1階建て、延べ床面積約1万7300平方メートル。免震構造になっているほか、敷地内に備蓄倉庫などを配置し、防災拠点として活用できるようになっている。
 食堂や売店には、障害福祉事業を展開する同市の社会福祉法人「福音会」が携わる。
 ウルトラマンの生みの親の故円谷英二監督が同市出身で、同市とウルトラマンの故郷「M78星雲光の国」が姉妹都市提携を結んでいることから、庁舎内には「ウルトラ会議室」や展望階などにウルトラマン関連のデザインが施された。

本記事では,須賀川市における新庁舎の開庁を紹介.
2017年5月8日に「開庁」*1した同市の新庁舎.新庁舎では,本記事でも紹介されているように,「ウルトラ窓口」「ウルトラフロ ア(松明の塔)」「ウルトラマンデザインの設備」*2等が設置されている模様.多くの来庁者に「開く」*3取組は,要観察.

*1:須賀川市HP(行政について新庁舎建設に関する情報)「新庁舎への移転のお知らせ

*2:須賀川市HP(行政について広報すかがわ広報すかがわ2017年)「広報すかがわ5月号」2017年5月号,17頁

*3:松井望「行政財産使用の選択 〜目的外使用の許可制度と貸付制度」小島卓弥編著『ここまでできる実践公共ファシリティマネジメント』(学陽書房,2014年)261頁

ここまでできる 実践 公共ファシリティマネジメント

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