【夕張】全国唯一の財政再生団体の夕張市の高齢化率(人口に対する65歳以上の割合)が5月末に50%に達したことが5日、分かった。市の財政再建団体(当時)入り前年の2006年に40%台に達して以降、主に子育て世代の流出による急激な人口減少と高齢化率の上昇が続いていた。総務省によると、全国の市では最も高いとみられる。
 住民基本台帳に基づく市内の人口は5月末で8593人(男性3977人、女性4616人)。このうち65歳以上は4301人で、高齢化率は50・05%(前月比0・07ポイント上昇)となった。
 市によると、市内の人口は60年代からの炭鉱閉山に伴い減少に転じ、現在はピークの1960年4月末の11万6908人の約13分の1にとどまる。

本記事では,夕張市における高齢化率を紹介.
2017年5月現在,人口「8,593」􏰇*1であった同市.本記事では,高齢化率が「前月比」では「0.07ポイント上昇」し,「50.05%」であったことを紹介.「人口の減少を前提」*2とした具体的な取組内容は,要観察.

*1:夕張市HP(行政情報統計データ地域別人口統計(住民基本台帳)平成29年(2017年))「夕張市の月別人口世帯数調]」

*2:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)202頁

新版 現代の行政

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