岩国市役所本庁舎内の壁面に、市民らの美術作品が並んでいる。「市役所まるごと美術館」と題した企画で、多種多彩な絵画などが来庁者の目を楽しませている。
 市民が身近に芸術を楽しむ機会を作ろうと、市文化振興課が初めて企画。8月下旬から、本庁舎2〜6階の廊下壁面などに絵画や水墨画、写真、篆刻てんこくの計51点を展示している。
 6階の廊下には同市の「スタジオ美の小径こみち」の画家・島崎陽子さんが手がけた100号サイズの個性的な作品が並び、注目を集めている。今回の展示期間は11月までで、3か月ごとに展示作品を替える。
 出展は無料で、市内を拠点に活動している美術関係団体が対象。個人は不可。問い合わせは同課(0827・29・5211)へ。

本記事では、岩国市における庁舎活用の取組について紹介。
同市では、「6階」*1建ての同本庁舎において、本記事によると「本庁舎2〜6階の廊下壁面など」に、「市民らの美術作品」が「51点」展示されている模様。市民に利用の機会を「開く」*2同取組。来館状況は要確認。

*1:岩国市HP(分類でさがす市政情報市の概要市の組織と業務庁舎レイアウト及び各部署電話一覧表)「本庁レイアウト

*2:松井望「行政財産使用の選択 〜目的外使用の許可制度と貸付制度」小島卓弥編著『ここまでできる実践公共ファシリティマネジメント』(学陽書房,2014年)261頁

ここまでできる 実践 公共ファシリティマネジメント

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