東京都多摩市は8日、市内に本部を持つベネッセコーポレーションと包括連携協定を結ぶ。まず、市内の全中学校を対象に生徒と海外講師がインターネットを通じ、英語で会話する「オンライン英会話」を実施する。
 オンライン英会話は各中学校に配備しているタブレット端末を利用。フィリピンの英会話講師が英語の授業の一環として、生徒とマンツーマンで約30分間会話する。
 第1弾として10日に市内の和田中学校で試行する。2018年度から全9中学校の2〜3年生を対象に順次実施する。2年生は2学期末と3学期末の年2回、3年生は1学期末の年1回を予定している。
 多摩市とベネッセは今後、他の事業での連携も検討する。

本記事では、多摩市における協定締結の取組を紹介。
同市では、2017年「11月8日」に同社と「地域発展の推進に関する包括連携協定を締結」*1。「公-民協定(縦型協定)」*2となる同協定。同市と同社による具体的な連携事業は、同協定内容の公表後、要確認。