青森市は市役所の窓口機能を、経営破綻した青森駅前の再開発ビル「アウガ」に移転し、4日から「駅前庁舎」として本格業務を開始した。午前8時すぎから1階ロビーで開業式典を開き、小野寺晃彦市長ら関係者がテープカット。市長は「これまで以上に市民に愛される庁舎となるよう職員一丸となって努めていく」とあいさつした。
 アウガはファッション系の専門店と市立図書館などの公共施設が入居する複合施設として2001年に開業した。だが、商業部門の不振で第三セクターの運営会社が経営破綻。市は1〜4階の商業フロアを17年2月末に閉鎖し、10月から順次、窓口の移転を進めてきた。3日までに37の部署の引っ越しが終了し、4日から業務を始めた。
 駅前庁舎は各階が上り下り双方向のエスカレーターと複数のエレベーターで結ばれ、隣接の立体駐車場とも各階でつながる。市職員約1000人が勤務し、多くの市民が来庁することから、中心市街地の活性化につながると期待されている。

本記事では、青森市における駅前庁舎の供用開始を紹介。
2017年「10月」から「市民」の「利用が多い部門」を「集約して配置」するために「順次移転」*1し、2018年「1月4日」から「供用」を「開始」した同市の「駅前庁舎」*2。同集約に伴い、住民が「1カ所にコンタクトすれば、すべてが対処される」「統合化」*3の状況は、要観察。