熊本県が、地元の酒や名産食材を提供するスナックが17日、東京都港区赤坂に期間限定でオープンした。一般社団法人全日本スナック連盟の会長を務めるタレントの玉袋筋太郎さん(玉ちゃん)がオーナーの飲食店「スナック玉ちゃん」を「スナックくまちゃん」に改名して、2月16日まで営業。期間中は観光PRイベントなども行う。
 首都圏で主に40代以上の男女をターゲットに県産品をアピールする狙いで企画。駅前広場や百貨店などで行うプロモーションではなく、「大人の社交場」として近年注目されるスナックに着目した。県などによると、自治体がスナックとコラボレーションするのは初めてという。
 期間中は、焼酎を中心とした県産の酒や馬刺しなどを提供。1週間ごとに県内4エリアの魅力を紹介するPRタイムも設定する。
 都内で17日開かれた記者発表には蒲島郁夫熊本県知事とくまモンも登場。蒲島知事は「スナックには人情的なネットワークがある。熊本のお酒を楽しんで、熊本に来るきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。
 実際に被災した熊本城などを見て回ったという玉袋さんは「何かできることをしたいと強く思った。助け合いや譲り合いはスナックの精神と合致する。ぜひ『赤坂の熊本』に遊びに来て」と話した。

本記事では、熊本県における認知度向上の取組を紹介。
同県では、「”大人の社交場”として注目され」「静かなブーム」の「スナックを活用」し、「首都圏での熊本の認知度向上」*1を開始。2018年「1月17日」から「2月16日」の間、「20時〜24時」の「営業時間」で「コラボスナック「スナックくまちゃん」を「オープン」*2。「料金」は「男性7,000円」、「女性4,000円」、「時間無制限で飲み放題、歌い放題」*3。「地域特性を活かしながら、行政の諸領域間を連携」*4させた同取組。来店状況は、要観察。

*1:熊本県HP( 分類から探す県の紹介・県政)「【熊本県×スナック玉ちゃんコラボ企画】「スナックくまちゃん」が東京赤坂で期間限定オープン!!

*2:前掲注1・熊本県(【熊本県×スナック玉ちゃんコラボ企画】「スナックくまちゃん」が東京赤坂で期間限定オープン!!)

*3:前掲注1・熊本県(【熊本県×スナック玉ちゃんコラボ企画】「スナックくまちゃん」が東京赤坂で期間限定オープン!!)

*4:伊藤正次「行政から見たスナック 夜の社交場を仕切る規制の多元性」谷口功一,スナック研究会編著『スナック研究序説 日本の夜の公共圏』(白水社、2017年)70頁

日本の夜の公共圏:スナック研究序説

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