東京都は、通勤ラッシュを減らす「時差ビズ」を推進するため、7月9日〜8月10日の期間中の平日朝、都営地下鉄などで混雑時間帯を避けて改札を通った人に対し、プレゼントキャンペーンに応募できるポイントを付与すると発表した。
 キャンペーンの対象となるのは、都営地下鉄の新橋、大手町、岩本町、都庁前の4駅と、日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園駅赤土小学校前駅の利用者。
 都営地下鉄では始発〜午前7時半と午前9時半〜10時半に、日暮里・舎人ライナーでは各駅で設定する2時間の混雑時間帯の前後に改札を通った人が、改札口付近に設ける専用端末にIC定期券をタッチすると、1日1ポイントを獲得できる。
 ポイントは、最大2万5000円相当のレストラン食事券などが含まれるカタログギフトや目覚まし時計などが計200人に当たるプレゼントキャンペーンの応募に使うことができる。
 問い合わせは都営交通お客様センター(03・3816・5700)へ。

本記事では、東京都における通勤対策の取組を紹介。
同都の「都営交通」では「朝ラッシュのピーク時間帯前後にIC定期券」を「利用」した者を「対象にポイントを付与し」「獲得したポイントに応じて抽選で200名」に「景品をプレゼント」*1する取組を実施。具体的には、2018年「7月9日」から「8月10日」までの「平日」「24日間」の所定の時間で、「都営地下鉄」では本記事で紹介されている4駅、「日暮里・舎人ライナー」では本記事で紹介されている駅間で「IC定期券」を「利用」した場合、「ポイントが1日1ポイント貯」*2めることができる。ポイント数に応じて「A賞」は「16ポイント」、「B賞」は「12ポイント」、「C賞」は「8ポイント」、「D賞」は「4ポイント」で「応募」*3することができる。
同取組を通じた、通勤時間の変更へと「自分自身の判断で選択するようにしむける」*4ことによる結果は、要観察。

*1:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 報道発表/平成30(2018)年 6月)「都営交通は今年も時差Bizを推進します。」(2018年06月15日  交通局)

*2:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 報道発表/平成30(2018)年 6月都営交通は今年も時差Bizを推進します。)「 別紙 「都営交通 朝活応援時差Bizキャンペーン 2018夏」概要」(2018年06月15日  交通局)

*3:前掲注2・東京都(別紙 「都営交通 朝活応援時差Bizキャンペーン 2018夏」概要)

*4:リチャード・セイラー,キャス・サンスティーン『実践行動経済学』(日経BP社、2009年)143頁

実践 行動経済学

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