展望のよさに人気が高い都庁第一本庁舎(新宿区)三十二階の職員食堂でリニューアル工事が終わり、一日午前十一時半から営業が再開される。カフェコーナーを新設し、毎週月曜日の昼食時は新たにベジタリアン対応のセットメニューを提供。一階のセキュリティーゲートで手続きすれば、だれでも利用できる。
 改修工事は今年一月から実施。客席を七百七十六席から八百六十三席に増やし、多摩産材を使ったテーブルも設置する。カフェコーナーでは焼きたてのパンを提供。エスプレッソは百円、カフェラテは百八十円など。カフェ以外のコーナーでは、東京産食材を使った定食もある。
 一〜五日はオープン記念として本まぐろ鉄火丼が五百円。利用できるのは平日で、朝食は午前八〜九時、昼食は午前十一時半〜午後二時、夕食は午後五〜七時、カフェは午前八時〜午後五時。
 小池百合子知事は九月二十八日の定例記者会見で「職員食堂はだれでも利用できるので、ベジタリアンの方もそうでない方も試していただければ」と述べた。 (森川清志)

本記事では,東京都における庁舎食堂の取組を紹介。
2018年10月1日から同都の「第一本庁舎32階」の「職員食堂」が「リニューアルオープン」*1。同オープンに伴い,「野菜や植物性食品のみを使用した」「ベジタリアン対応の料理」の「提供」*2を開始。「週に1回」「毎週月曜日」は「ビーガン(完全菜食)のセットメニュー(定食)」を「提供」し,「セットメニュー」は「1食600円台〜700円台」となることが「予定」*3されている。職員とともに「来庁」*4者の利用状況は,要観察。

*1:東京都HP(都政情報都政組織情報東京都の組織・各局のページ財務局東京都庁見学のご案内)「都庁第一本庁舎32階職員食堂がリニューアルオープン

*2:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 報道発表/平成30(2018)年 9月)「都庁職員食堂でベジ・メニューの提供を開始」(2018年09月28日  総務局)

*3:前掲注2・東京都(都庁職員食堂でベジ・メニューの提供を開始)

*4:松井望「第9章 組織・権限と機構管理」柴田直子・松井望編著『地方自治論入門』(ミネルヴァ書房,2012年)190頁

地方自治論入門

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