香川県は17日、地域活性化への取り組みを強化するため、ポケモン(東京・港)と連携協定を締結した。県はポケットモンスターの「ヤドン」を用いたイベントを実施しており、観光客の誘致促進や県産品の振興を進める。ポケモン地方自治体が連携協定を結ぶのは横浜市、北海道に次いで3例目となる。
 ヤドンは香川の特産品である「うどん」と語呂が近いことから起用されている。浜田恵造県知事とポケモンの伊藤憲二郎最高ビジネス責任者が参加し、観光誘客などに関して協定を結んだ。伊藤氏は「香川に多くの人が訪れるのを期待している」と述べた。
 22日には国の特別名勝栗林公園高松市)商工奨励館前にてヤドンとふれあう機会を設ける。午前10時、同11時半、午後1時半、同3時の4回、15分ほど登場する。入園料は高校生以上410円、小・中学生170円、未就学児は無料。
 遅々とした足取りで締結式に参加したヤドンは「香川県の県産品・観光地の良さをアピールしていきたいやぁん」と意気込みを語った。

本記事では,香川県における協定締結の取組を紹介。
同県では,2016年6月14日付の本備忘録では横浜市との協定締結を記録した同社と,2018年「12月16日」に「地域活性化に関する連携・協力協定」*1を締結。同県と同社ではこれまで「2015年4月1日」に「エイプリルフールのジョーク企画」,「2018年4月」に「ヤドンパラダイス in 香川」,「8月10日」には「ヤドンの日」に「合わせたイベント」を「開催」しており,同「実績」*2を踏まえ同協定を締結。同協定では「香川県のブランド力向上に資するプロモーションに関すること」,「観光誘客に関すること」,「県産品の振興に関すること」,「その他,香川県地域活性化に関することで両者の協議により必要と認められること」*3が規定されている模様。「民間のより主体的な参画」*4による各取組の具体的な内容は,要観察。