都が保護者の体罰禁じる条例案 子ども虐待防止で初規定(共同通信2019年2月13日)

 東京都は13日、保護者による体罰や暴言の禁止、児童相談所間で的確な引き継ぎを実施することなどを盛り込んだ子どもへの虐待防止条例案を公表した。都によると、保護者の体罰を禁止する規定は都道府県で初めて。20日開会の都議会定例会に提案する。

 昨年3月、両親から虐待を受けた目黒区の船戸結愛ちゃん=当時(5)=が死亡した事件を受け、都は条例策定を決定。同年11月、都の専門家会議が、転居の際に香川県の児相との引き継ぎが不十分で、安全確認が遅れたなどとする報告書をまとめた。

 児童虐待防止に関する条例は埼玉や愛媛など9府県で施行されている。

本記事では,東京都における児童虐待防止の取組を紹介。

同都では,2018年12月3日付の本備忘録で記録した,2018年「子供への虐待の防止等に関する条例(仮称)骨子案」への「意見募集結果」*1を公表。「65名」から「248件」*2が提出されており,今後は,「平成31年第一回都議会定例会」へ「条例案」が「提出」される「予定」*3。「暴力」*4に対する対処状況は,要観察。