認知症支援で連携 町田市とスタバが協定(東京新聞2019年4月11日)
 認知症の人にやさしいまちを目指す町田市は十日、スターバックスコーヒージャパン(品川区)と連携協定を結んだ。市は、市内の全八店で一昨年十月から月一回、出張認知症カフェを開いている。協定締結に伴い、店では、新たに従業員に認知症サポーター養成講座を受けてもらい、高齢者の見守りや来店する若者への啓発を進める。

 同社としては初の協定で、梅内哲也・中日本リージョン本部長は「町田は高齢者が多いので、地域のためにできることをしたい」と説明。店長は全員が養成講座を受講済みで、林健二・町田金森店長は「啓発も兼ねて、従業員に受講を勧めたい」と話した。

 認知症カフェは、スタバを会場に認知症の人や家族らが悩みごとなどを語り合う取り組み。町田市から始まり、愛知県日進市などにも広がっている。 (松村裕子)

本記事では,町田市における包括協定の締結の取組を紹介。
同市では「認知症の人にやさしい地域づくりの推進を目的」に同社と,「認知症の人にやさしい地域づくりに関する包括的連携協定」を,2019年「4月10日」に「締結」*1。同協定に基づき,「認知症等高齢者の居場所づくりに関すること,「認知症等高齢者の見守りに関すること」,「認知症の理解促進に関すること」,「認知症の知識や取組の普及啓発に関すること」を「連携して取り組*2むこととなる。具体的には,「認知症当事者や家族、地域の方々が気軽に参加し」「悩みや助言等を分かち合う」「認知症カフェ」を,同社が出店している「市内全店」「8 店舗」で「月 1 回開催」*3する予定。同事業を通じた「認知症への理解」*4の普及状況も,要観察。