本記事では,杉並区における協定締結の取組を紹介.
同区では,2019年「8月2日」に,同「区内3警察署」との間で「児童虐待の未然防止と早期発見に向けた情報共有等に関する協定」を「締結」*1.同協定では,「児童虐待事案に迅速・的確に対応するための情報の 共有」と,「児童の安全確保に関することや共有した情報の記録・管理及び保秘」を「徹底」*2.することが規定されている.同協定に基づく情報連携から「行動連携」*3の状況は,要観察.
*1:杉並区HP(広報 : 報道機関への情報提供 :平成31年・令和元年:令和元年8月 報道機関への情報提供)「児童虐待防止へ協定締結と専門職員の配置を計画」
*2:前掲注1・杉並区(児童虐待防止へ協定締結と専門職員の配置を計画)
*3:前田貴洋「労働基準監督 「情報連携」から「行動連携」へ」伊藤正次編著『多機関連携の行政学 事例研究によるアプローチ』(有斐閣,2019年)112頁