栃木「プラごみゼロ」共同宣言 全国初、県と全25市町(東京新聞2019年8月27日) 

 栃木県と県内全25市町は27日、深刻な海洋汚染につながるプラスチックごみの削減を県民や事業者に呼び掛ける「栃木からの森里川湖プラごみゼロ宣言」を発表した。県によると、都道府県とその構成自治体全てが共同で宣言するのは全国初。

 ペットボトルやレジ袋などのプラごみは年800万トン以上が海に流出していると推定され、魚介類などへの影響が懸念されている。川から海へ流れ込むことも多く、宣言は「上流の栃木県でも自分の問題として考える必要がある」とした。

 具体策として、県民にマイバッグの利用を呼び掛け、自治体は再生プラスチック用品を優先購入する。

本記事では,栃木県におけるプラごみ取組を紹介.

同県では,2019年8月27日に開催された「政策懇談会」にて「栃木からの森里川湖(もりさとかわうみ)プラごみゼロ宣言について」に関して「協議」*1を実施.本記事によると,同県と同県に位置する「全25市町」が「共同で宣言」した模様.

同宣言を契機とした「互恵的なネットワークを広げていく」*2取組状況は,要観察.

*1:栃木県HP(県政情報 :県政の広報 : 報道発表 )「令和元年度政策懇談会の開催について

*2:小田亮『利他学』(新潮社,2011年)223頁

利他学 (新潮選書)

利他学 (新潮選書)