県民と県職員が意見交換 静岡で施策レビュー、子育てや就農支援(静岡新聞2019年10月28日) 

 静岡県は27日、県民から各施策への提案を直接聞く「ふじのくに士民協働施策レビュー」を県庁で開いた。参加者と県職員らが意見を交わし、県の総合計画に県民の声を反映させる狙い。ことし2回目の開催。3会場に分かれ、子育て支援や幼児教育の充実、生涯を通じた健康づくりなどの改善策を議論した。
 「世界水準の農芸品の生産力強化」の会場では、茶をはじめとした産物の生産拡大や、農業経営体の育成を念頭に意見交換。参加者からは新規就農について県に支援策の一層の周知を求める声などが上がり、耕作放棄地の活用推進を訴える意見も出た。県の担当者は東南アジアへの県産品輸出の推進に触れた上で、国内人口が減少する中、海外への販路拡大を模索する必要性を強調した。
 同レビューは2018年から始まった。ことしの初回は9月に開催し、観光客の来訪促進策などを話し合った。県によると、2回合計で10代の高校生から高齢者までの県民約200人が参加した。

本記事では,静岡県における総合計画管理の取組を紹介.

同県では,2018年3月に策定した総合計画に関して,同計画に「掲げた施策をより良いものにする」目的から,同「県民」に「施策の改善等の議論や提案」する取組を2019年「10月27日」*1に開催.

「市民参加が重視」*2された同取組.同レビューの結果は,要観察.

 

*1:静岡県HP( 組織別情報 : 知事直轄組織 >:総合政策課 )「施策レビュー

*2:伊藤修一郎「企画と総合計画 5つの計画観」『都市問題』vol.110,2019年9月号,65頁

都市問題 2019年 09 月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 後藤・安田記念京都市研究所
  • 発売日: 2019/09/05
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