自販機で買って社会貢献 聴導犬など補助犬支援 所沢市役所に(東京新聞2019年11月24日) 

 所沢市コカ・コーラボトラーズジャパンは、「障害のある人もない人も共に生きる社会づくり」などを目指す包括協定を締結した。市は、売り上げの一部が聴導犬などの補助犬支援に充てられる同社製の飲料水自動販売機一台を、市役所一階市民ホールに設置している。

 市は二〇一六年、市内の補助犬三頭(盲導犬二、聴導犬一)に感謝状の意味合いを込めた特別住民票を交付するなど、共生社会を目指している。今回の自販機設置もその一環で、前面などに特別住民票を交付した聴導犬「あみのすけ」などをデザイン。売り上げの一部は公益社団法人日本聴導犬推進協会(ふじみ野市)に寄付される。

 この自販機は環境にも配慮し、プラスチックによる海洋汚染を少しでも食い止めようと、ペットボトルではなく缶を販売する。 (加藤木信夫)

本記事では,所沢市における協定締結の取組を紹介.

同市では,同社と2019年「9月17日」に「包括連携に関する協定」を「締結」*1

同協定に基づき,同「市役所1階市民ホール」に「売上の一部が公益財団法人日本オリンピック委員会JOC)に寄付され」「東京オリンピックで実施される35の競技団体に分配」される「JOCオリンピック支援自販機」と,「障害のある人もない人も共に生きる社会づくりの実現に向けた取り組みの一環として設置」し「売上の一部を公益社団法人日本聴導犬推進協会に寄付」をする「聴導犬支援自販機」の「2種類の支援自販機を設置」*2

「公-民協定(縦型協定)」*3となる同協定.同協定に基づく各自動販売機の売上及び寄付状況は,要観察.