フレイル予防、東京都がPR動画 (日本経済新聞2019年12月10日)
東京都は年齢とともに心身の活力が低下する「フレイル(虚弱)」の予防を呼びかけるPR動画の配信を始めた。具体的な予防方法や対策を紹介した「介護予防・フレイル予防ポータル」も福祉保健局のサイト内に開設した。動画ではフレイルが要介護状態につながることを強調し、ポータルで予防の知識をチェックするよう呼びかけている。
PR動画は都の公式動画サイト「東京動画」などで流している。フレイル予防について簡単にまとめた冊子も作成し、区市町村などの施設で配布する予定だ。
小池百合子知事は「早期に予防に取り組むと、フレイルから健康に戻ることも可能だと言われている」と強調する。都内の75歳以上の人口は2019年9月時点で約162万人だった。25年には190万人台に達すると推定されている。
本記事では,東京都における普及啓発の取組を紹介.
同都では,「年齢とともに心身の活力が低下し」「要介護状態となるリスクが高くなった状態」である「フレイル」の「予防」を目的に「東京都介護予防・フレイル予防ポータル」を「開設」*1.同サイトでは「フレイルに関する説明等」の「介護予防・フレイル予防に関する基礎知識」,「栄養,体力,社会参加.口腔に関するポイント等」の「予防・対策のポイント」,「みんなで取り組むフレイル予防、区市町村の取組等」の「介護予防・フレイル予防に取り組む際に役立つ情報」*2を提供.
同取組を通じた「行動変容」*3の状況は,要確認.
*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 :これまでの報道発表 :報道発表/平成31年 令和元年(2019年) :12月)「知っておく!からはじめる 介護予防・フレイル予防 普及啓発サイトを開設しました!」(2019年12月06日 福祉保健局)
*2:前掲注1・東京都(知っておく!からはじめる 介護予防・フレイル予防 普及啓発サイトを開設しました!)
*3:大竹文雄『行動経済学の使い方』(岩波書店,2019年)50頁