東京都と埼玉県、連携会議設置へ 防災など3テーマ (日本経済新聞2020年2月14日)

 東京都の小池百合子知事は14日、埼玉県の大野元裕知事と都庁で会談し「東京・埼玉連携会議」の設立で合意した。会議の詳細は今後調整する。防災とICT(情報通信技術)、都市づくりの3テーマで互いの取り組みを共有して連携する。

 大野氏が連携会議の設立を呼びかけ、小池氏が同意した。会議設立の時期や頻度、参加者など詳細は決まっていないが、両都県で設立に向けて調整する。知事就任から約半年が経過した大野氏が都との連携を深めたいと考え、提案に至ったという。連携する3テーマも大野氏が提案した。

本記事では,埼玉県と東京都における連携の取組を紹介.

では,同都と大阪市府による「東京・大阪連携会議」*1の設置を記録.本記事によると同県と同都と「東京・埼玉連携会議」を「設立」することが「合意」された模様.

同会議の設置による「関係者間の情報共有」*2の取組内容は,要観察.

*1:東京都HP(都政情報 :都政 : 組織情報 : 東京都の組織・各局のページ政策企画局)「国・自治体との連携

*2:伊藤正次「多機関連携研究のさらなる展開に向けて」伊藤正次編著『多機関連携の行政学 事例研究によるアプローチ』(有斐閣,2019年)216頁

多機関連携の行政学 -- 事例研究によるアプローチ

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