三重県副知事に廣田氏 女性就任は県政史上初(伊勢新聞2020年3月13日)

 関係者によると、人事はいずれも4月1日付。女性副知事の就任は県政史上初となる。この日、鈴木英敬知事が非公開の県議会代表者会議に報告。19日の本会議に人事同意議案として提出する。

 廣田氏は昭和55年4月に採用された。商工労働部や総務部などでの勤務を経て、東紀州対策室長や議会事務局総務課長、東京事務所長、雇用経済部長などを歴任。平成29年4月から現職。

 木平氏は昭和59年4月に採用され、総務部や県教委事務局などで勤務。組織・職員分野調整特命監や県教委事務局教職員課長、総務部総務課長、副教育長などを経て、平成31年4月から現職。

本記事では,三重県における副知事職候補者の取組を紹介.

同県では「二人」の「定数」*1とされている同職.現在,「戦略企画部,地域連携部,農林水産部,雇用経済部及び県土整備部に関すること」,「企業庁,選挙管理委員会労働委員会,海区漁業調整委員会内水面漁場管理委員会及び四日市港管理組合との連絡調整に関すること」*2を担当する同県副知事の退任後,本記事によると同氏を副知事職候補者として,3月「9日の本会議に人事同意議案として提出」する方針の模様.

「重要性は高い」*3とされる同職.議案の審議状況は,要確認.

*1:三重県HP(三重県法規集データベース)「三重県副知事定数条例」(平成十九年三月二十日,三重県条例第一号)

*2:三重県HP(三重県法規集データベース)「三重県副知事の担任事務に関する規程」(平成20年3月31日,三重県訓令第9号)」

*3:出雲明子「特別職の議会同意と人事行政」河合晃一・大谷基道『現代日本の公務員人事』(第一法規,2019年),181頁

現代日本の公務員人事――政治・行政改革は人事システムをどう変えたか

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