神奈川・鎌倉市や葉山町など、海水浴場開設を断念 (日本経済新聞2020年6月1日)
神奈川県鎌倉市、逗子市、葉山町の2市1町は1日、2020年度の海水浴場の開設を断念すると発表した。海水浴客の混雑や密集など、新型コロナウイルスの感染防止対策との両立は難しいと判断した。海の家の設置やシャワーなどのサービスも提供できないことから、各自治体は来訪を控えるよう呼びかける。
鎌倉市は5月末の週末に観光客が戻りつつある状況を踏まえて、夏場の感染防止対策を強化する方針。今後、公共空間でのマナーに関する条例を改正し、海岸で飲酒できないようにすることを検討している。松尾崇市長は1日の定例会見で「海水浴場の開設を待ち望んでいる方々には大変心苦しく断腸の思いだ」と述べた。
鎌倉市海浜組合連合会よると、海水浴場の開設断念は第2次世界大戦以来という。同組合は海水浴は「明治9年(1876年)の鎌倉七里ガ浜を起源とする日本国民の生活文化だ」とし、「歴史的大事件」としている。
本記事では,鎌倉市における感染拡大対策の取組を紹介.
2019年度には「7月1日」から「8月31日」まで「開設」していた「海水浴場」*1.本記事によると,「2020年度の海水浴場の開設」が「断念」された模様.
「妥当性ある問題解決」により「形成される」「評判」*2に基づく,次年度以降での利用状況は要確認.