都知事選 投票率は55.00%、前回を4.73ポイント下回る コロナ禍で盛り上がり欠く(東京新聞2020年7月5日)

 5日投開票の東京都知事選の投票率は55・00%で、小池百合子氏が初当選した2016年の前回選の59・73%を4・73ポイント下回った。都議会で対立する自民党が対抗馬を立てず、国政の野党勢力も一本化できずに、現職有利の構図が固まったため、有権者の関心が高まらなかったとみられる。

 新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、小池氏は街頭演説を控えてオンライン選挙に専念。他候補も演説の告知を自主規制するなど、感染対策が街角での選挙戦の盛り上がりに水を差した面もある。
 一方、期日前には前回比3%増の175万4013人の有権者が投票。投票所の混雑による新型コロナ感染に不安があれば、期日前投票ができるようになったことなどが影響した。
 これまでの都知事選の投票率では、革新系の美濃部亮吉氏が保守系を破って再選した1971年の72・36%が最高。最低は鈴木俊一氏が次点に137万票の差をつけて3選した87年の43・19%だった。
 2007年~16年に行われた5回の都知事選では、衆院選と同日で猪瀬直樹氏が430万票を獲得した12年が62・60%と最も高かった。(梅野光春)

本記事では,東京都における知事選挙の結果を紹介.

「当日有権者数」が「11,290,229」人中「6,209,940」人の投票と,「55.00」%の「投票率*1であった同都知事選挙.「3,661,371」*2票の得票数により,にて記録した現職が再選.

「地方政府を構成する諸要素は相互に連関してはじめて全体をなしている」*3なか,今後の運営状況は要観察.