東京都世田谷区、福祉施設で抗体検査 (日本経済新聞2020年7月8日)

東京都世田谷区は8日、新型コロナウイルスの抗体の有無を調べる抗体検査を7~8月に実施すると発表した。区内の高齢者施設や障害者施設が主体となり、利用者や職員らを対象に取り組む。区は検査結果を今後のコロナ対策に生かす。

 抗体検査は過去に感染したかどうかを調べることができ、感染実態の調査・分析にもつながる。世田谷区は区内にある東京都医学総合研究所による検査に協力し、1000人程度を対象に採血で検査する。抗体があった人にはPCR検査もあわせて実施する。

区は同研究所などとの調整に当たるほか、検体の採取や運搬に対して費用を助成する。9月に調査結果を公表する。保坂展人区長は「福祉施設の感染予防対策に生かし、何が起きているのかの把握に役立てたい」と述べた。

本記事では,世田谷区における感染拡大対策の取組を紹介.

同区では,「東京都医学総合研究所が実施する」「新型コロナウイルス抗体保有調査」の「実施を希望する」,同「区内の社会福祉施設」に「調整や検体採取」「運搬など」の「支援」*1を開始.具体的には,同区内の「高齢福祉施設障害福祉施設」が「実施」し,「検査に同意する職員」「施設利用者及び利用者家族,関係者等」が「検査対象者」とする場合,同区からは「検体採取や検体持ち込みに対する助成」,「検査の実施方法,倫理委員会等」の「相談,助言」と「アドバイザー活用に対する助成」,「抗体がある」「方」「のうち,必要な方」が「PCR検査を実施し」「陽性と判定された方への対応」*2を行う.

「社会の状態を明らかにする情報」*3への同取組.助成状況は要確認.