LINEで認知症不明者情報 神奈川県横須賀市、全国初 (日本経済新聞2020年8月18日)

 神奈川県横須賀市は18日、無料通話アプリのLINEを活用して認知症の行方不明者情報を発信すると発表した。所定の講習を受けた人を対象に行方不明者の氏名や写真、症状などの個人情報を通知し、ボランティアらが捜索に協力しやすくする。市によると全国で初めての試みだという。

「よこすかオレンジLINE」と題し、市の公式アカウントで9月1日から運用を始める。所定の講座を受けた「認知症サポーター」に対しては年代や外見の特徴など概略を通知。より専門的な講習を受けた「認知症オレンジパートナー」には氏名を含む詳細な個人情報を知らせる。

横須賀市によると、65歳以上の市民のうち15%程度に認知症の症状があるとされており、市全体で2万人近くが該当するとみている。

本記事では,横須賀市おける認知症対策の取組を紹介.

同市では,「認知症の人が行方不明になった時に情報を発信し」「早期発見につなげる」ことを目的に,同市の「公式LINE」を通じて,「認知症サポーター」「認知症オレンジパートナーに向け」た「認知症の人が行方不明になった際に情報」の「発信」*1を実施.あわせて,「認知症に関する研修情報やボランティア募集情報などを発信」*2する予定.

「互いが互いを支える」*3同取組.情報発信の状況は要観察.