東京・御蔵島村が戸籍電子化 全国自治体で最後 (時事通信2020年9月9日)

 東京・伊豆諸島の御蔵島村が戸籍を電子化することが9日、官報で告示された。全国の市町村と東京23区は既に電子化を終えており、御蔵島村だけが紙の戸籍を使っていた。

 同村の8月1日時点での推計人口は331人。村の担当者は「戸籍の件数自体が少なく、紙でも対応できるため見送っていたが、全国的に電子化の流れが進んでいることを踏まえた」と話した。

本記事では,御蔵島村における戸籍事務の取組を紹介.

2020年9月9日に同村長に対して,法務大臣は「電子処理組織によって戸籍事務を取り扱う市町村長に指定」し,同年同月28日から「効力を生ずる」*1こととなる.

「個体別の把握」*2の同取組.電子化に伴う利用状況は,要観察. 

*1:官報HP(最近の官報)「令和2年9月9日官報 本紙 第329号」5頁

*2:金井利之『行政学概説』(一般財団法人 放送大学教育振興会,2020年)96頁

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