全国初「あつ森」で畳の魅力をPR 熊本・八代市(西日本新聞2020年9月26日)

 イ草生産量日本一の熊本県八代市は、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」で畳の魅力をPRする取り組みを始めた。「やつしろたたみ島」と名付けたゲーム上の架空の島で、イ草や市内の観光名所を紹介する。市によると、「あつ森」をPRに活用するのは市町村では全国初。

 スイッチのオンライン会員がプレーできる。「ユーチューブ」の市公式チャンネルで24日に公開したIDをゲーム内で入力すると、主人公が「たたみ島」の島内を自由に散策できる。通路には畳が敷かれ、島内にはイ草畑のほかにも日奈久温泉や五家荘など、市内の観光名所を再現したエリアが点在している。

 若者に人気のゲームを活用して市をPRしようと、市フードバレー推進課の若手職員が企画。全国畳産業振興会が制定する「畳の日」の24日に合わせて公開した。担当者は「若者や子どもが畳に親しむきっかけにしたい」としている。

本記事では,八代市における広報の取組を紹介.

同市では,同ソフトを「活用し」,「八代産畳のPR」を目的とした「やつしろたたみ島」を「作成」*1

「参加の機会や場」*2づくりの同取組.参加状況は要観察.

*1:八代市HP(分類でさがす : しごと・産業 )「 あつまれどうぶつの森「やつしろたたみ島」を公開します!

*2:大森彌・大杉覚『これからの地方自治の教科書』(第一法規,2019年)16頁 

これからの地方自治の教科書

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