東京都多摩市、コロナの失業者 常勤職員で採用 (日本経済新聞2020年10月2日)

 東京都多摩市は2日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で失業した人を対象にした常勤職員の採用試験を行うと発表した。就職氷河期世代を含め大学卒業程度の上級、高校卒業程度の初級計3人程度を採用する。コロナによる失業者を常勤職員で採用する自治体は珍しい。

 インターネット上で氏名などを記入する申し込みと、エントリーシート職務経歴書の郵送双方が必要で、20日から受け付けを開始する。ネット申し込みは26日正午締め切り、書類は27日必着となっている。

 試験は4次選考まであり、書類選考や筆記試験、グループワーク、面接を実施する。2021年2月下旬に合格発表を行う。採用予定日は同年4月1日となる。

本記事では,多摩市における感染拡大対策の取組を紹介.

同市では,「上級」として1971年「4月2日」から2003年「4月1日生まれ」,「下級」として2001年「4月2日」から2003年「年4月1日生まれ」の「年齢要件を満たす方」で,「申込日現在」,「正規雇用労働者として雇用されておらず」,「自営業の閉業等を含む」「新型コロナウイルス感染症の影響により失業」し,「収入の減少または内定取り消しされた事実がある方」を対象に「一般事務」*1の募集を開始.

「第1次試験」では「提出を受けたエントリーシート内容」を「書類選考」し,その後,「第2次試験」として「教養試験」と「適性検査」の「筆記試験」*2が行われる.「第3次試験」では「面接」と「グループワーク」,「第4次試験」は「個別又は集団面接」*3が行われる.

 採用の「「入口」を「開放」」*4した同取組.応募状況は,要確認.