東京都の人口移動、4カ月連続で転出超過 総務省調べ(日本経済新聞2020年11月26日)

 総務省が26日発表した住民基本台帳人口移動報告によると、10月の東京都の転出者数は3万908人と前年同月に比べて10.6%増えた。転入者数は2万8193人と7.8%減少し、4カ月連続で転出者の方が多い転出超過となった。

  10月の転出者数が前年同月比で増えたのは都道府県で東京だけだった。コロナ禍でテレワークなどが普及し、都心から郊外へ転居する動きが続いている。

 東京では緊急事態宣言が出ていた5月、比較可能な2013年7月以降で初めて転出超過に転じた。6月こそ転入が転出を上回ったものの、その後は転出超過が続く。特に23区は10月の転出超過が4525人と都全体を上回っており、都心部の人口流出が目立つ。

 周辺の埼玉、千葉、神奈川の3県は転入超過だった。3県を含む東京圏全体でみると、転出者数は0.6%増の2万7023人、転入者数は12.1%減の2万8141人と2カ月連続で転入超過だった。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

総務省統計局による「2020年」「10月の人口移動」によると「都道府県間移動者数」が「前年同月に比べ」「6.5%」「減少」 するなか、同都は「転出者」が「10.6」%増、「転入者」が「-7.8」*1%となっている。本記事によると「4カ月連続で転出者の方が多い転出超過」の状況となる。

「移動する人々としない人々の双方から構成される住民の特性」*2は要確認。