忘年会シーズン控え時短要請開始 都庁も消灯、効果疑問視する声も(共同通信2020年11月28日)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都では28日、島しょ部を除く都内全域を対象に、酒類を提供する飲食店やカラオケ店の営業時間を午後10時まで短縮する要請が始まった。12月17日まで。応じた事業者には40万円の協力金が支払われるが、書き入れ時の忘年会シーズンを控えた店からは「応じられない」とため息が漏れ、効果を疑問視する声も聞かれた。

 東京都は、営業時間短縮の要請を始めたことに合わせ、都庁舎やレインボーブリッジのライトアップを28日午後10時に消灯した。今後もしばらくの間、毎晩消灯する。注意喚起の意味合いを込めたとしている。

本記事では、東京都における感染拡大対策の取組を紹介。

同都では、2020年「11月28日(土曜日)0時00分から12月17日(木曜日)24時00分までの期間」、「23区及び多摩地域の各市町村の酒類の提供を行う飲食店及びカラオケ店に対して」「営業時間短縮の要請を行って」いること「に合わせて」、同年11月28日から「都庁舎及びレインボーブリッジ、東京ゲートブリッジのライトアップを毎晩22時00分」に「消灯」*1を実施。

同取組下での「真に必要とする「公助」の最前線」*2の業務状況は、要確認。

 

*1:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 : 報道発表/令和2年(2020年)11月 )「営業時間短縮の要請に伴う補正予算(1070報)」(2020年11月25日  東京都新型コロナウイルス感染症対策本部)

*2:西尾隆「コロナ禍の自治体組織と職員配置」『ガバナンス』No.236、2020年12月、25頁

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