宣言下、東京・杉並で成人式 23区で唯一、感染予防を徹底(共同通信2021年1月11日) 

 新型コロナの感染が急拡大する中、列島各地は11日、成人の日を迎えた。式典をオンラインに切り替えたり、中止や延期をしたりする自治体も多いが、緊急事態宣言が発令されている東京都の杉並区は感染予防策を徹底した上で、「成人祝賀のつどい」を開いた。

 東京23区では唯一の開催。会場には午前8時すぎ、晴れ着やスーツ姿の新成人が集まり、旧友との再会を喜んだりしていた。

 区は式典の回数を例年の2回から4回に増やし、1回ごとの参加者を減らすなどした。大学2年林隆太さん(20)も「賛否あるだろうが、いつコロナ禍が収まるか分からない。感染対策を徹底すれば大丈夫」と話した。

本記事では、杉並区における成人式の取組を紹介。

同区では、2021年「1月11日」に「成人祝賀のつどい」*1を開催。本記事によると、「23区では唯一の開催」であった模様。「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」、「式典を4回に分け」た「各回の対象地域を分割」されており「参加人数を通常の半数程度」とし、「入場時に検温」、「各回入れ替え時には会場内の消毒」*2を実施。また、「当日の来場が難しい新成人のために」「ケーブルテレビで生中継」*3も行われている。

「大都市の一体性」*4のなかでの自治的取組。他区での取組も要確認。

*1:杉並区HP(くらしのガイド : 教育・学校 :成人式 )「令和2年度杉並区成人式「成人祝賀のつどい

*2:前掲注1・杉並区(令和2年度杉並区成人式「成人祝賀のつどい

*3:前掲注1・杉並区(令和2年度杉並区成人式「成人祝賀のつどい

*4:高橋滋・野口貴公美・磯部晢・大橋真由美編著『行政法Visual Materials 第2版』(有斐閣、2020年)27頁