<新型コロナ>ワクチン予約が90分で上限に 新規受け付けを停止 東京・八王子市(東京新聞2021年4月6日)

 東京都内の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種が12日から、世田谷区と八王子市で始まる。同市は5日、接種予約の受け付けを開始したが、午前9時のスタートから1時間半ほどで4月分が上限の約1900回分に達し、受け付けを停止した。ワクチンは2回接種が前提だが、市は当初分は1900人に1回ずつ接種する方針。(布施谷航、山下葉月、小倉貞俊)

◆4月の供給は1.7% 

 都の計画では、接種対象の65歳以上が多い区市からワクチンを割り当てる。12日の週には足立区や町田市など10区市にもワクチンが配分され、月内に全区市町村に少なくとも約1000回分が届く予定。ただ都内の対象者約312万人に対し、4月中に供給されるワクチンは1.7%に当たる約5万2000人分(2回接種の場合)にとどまる。

 八王子市は12日に市役所ロビーで予約の先着順に接種を始める。5日はインターネットや専用コールセンターで22日までの予約を受け付けた。対象となる約16万人には3月末に案内通知や接種クーポン券を郵送していた。
 市によると、4月分のワクチンは今週中に納入される。国の計画では、6月末までにはすべての高齢者に接種できる量が配布されるといい、市の担当者は「希望者には必ず接種してもらえるので安心してほしい」と話している。
◆世田谷区は特養入所者優先
 一方、世田谷区は区内7カ所の特別養護老人ホームの入所者を優先して接種する。かかりつけ医や、区が委託した医療従事者が「巡回接種」を進める。
 それ以外の高齢者への接種は5月中旬からを予定。今月下旬から75歳以上、5月上旬から65~74歳の人に接種券を送り、届いた人から専用サイトや「世田谷区新型コロナワクチンコール」で予約を受け付ける。å本記事では、八王子市と世田谷区における感染拡大防止の取組を紹介。

本記事では、八王子市と世田谷区における感染拡大防止の取組を紹介。

同市では、2021年4月5日現在、「新型コロナワクチン接種予約」を開始したところ、「予約の上限に達し」たため「受付を停止」*1。同区では「接種券」の配布後、「専用の予約サイト」や「世田谷区新型コロナワクチンコール」で「予約」*2が可能とされている。

今後の「応対」*3の状況は要観察。