被災地応援職員 10年の軌跡 県、活動や現場の声を冊子に(岩手日報2021年5月8日) 

 県は東日本大震災に伴う応援職員の活動を記録した冊子を発行した。全国の自治体から差し伸べられた支援に感謝を伝え、応援職員がつづった「岩手愛」が感じられる。本県の被災市町村に中長期的に派遣された応援職員は2012~20年度に延べ4668人に上る。派遣元などに配り、今後起こりうる災害からの復興に役立ててもらう。

 A4判102ページの2章構成。冊子は震災から10年が過ぎ、国の第1期復興・創生期間が終了したことを機に千部を発行した。うち約800部は派遣元の自治体などに送った。県ホームページからダウンロードもできる。

本記事では、岩手県における応援職員の取組を紹介。

同県では、東日本大震災から「10年が経過」し、「復旧・復興を御支援いただいた応援職員」等に「感謝の意を表」し「現場で業務に携わった皆様の声を記録し継承」*1する目的から『東日本大震災津波 応援職員活動の記録 ~応援職員と歩んだ10年~』*2を発行。

同記録の「第1章」では 「応援職員の活動」や同県が行った「派遣調整やメンタルヘルスケ ア等の取組を掲載」し、「第2章」では 「被災自治体ごとに」、各「市町村長メッセージ」と「応援職員や派遣元自治体」からの「メッセージ」が「掲載」*3されている。

「双方向での応じあいや支えあいの関係性」*4の記録は、要確認。