小池氏、接種「爆速で」 築地の大規模会場を公開―東京都(時事通信2021年6月4日)

 東京都は4日、築地市場跡地(中央区)に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を報道陣に公開した。8日から1日最大5000人規模の接種を始めるのを前に、医師らで予行演習を実施。視察した小池百合子知事は「爆速で進めたい」と強調した。

 大規模接種は警察官や消防士など約5万7000人を対象に開始。順次、64歳以下の消防団員や鍼灸(しんきゅう)師らに拡大する。
 市場跡地は東京五輪の関係車両基地として使われるため、接種会場として使用できるのは30日まで。その後は代々木公園(渋谷区)に設営中のパブリックビューイング会場を使う。都は都内5カ所程度の大規模接種会場の設置を検討している。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では「ワクチン接種を一層加速する」目的から、「東京2020大会で使用する施設の一部を活用し」、2021年「6月8日」から同年同月「30日」までの間、「ワクチンの大規模接種会場を開設」*1。「接種対象者」は「警察や消防関係者等」とし、「一日5,000人程度」を「目標接種規模」*2としている。

「不可欠従事者」*3を対象とした同取組。今後の接種状況は要確認。

*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 :  これまでの報道発表 :  報道発表/令和3年(2021年):  5月 ) 「東京都築地ワクチン接種センターを開設(2086報)

*2:前掲注1・東京都( 東京都築地ワクチン接種センターを開設(2086報)

*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)127頁