都副議長56年ぶり 公明から他会派へ 議長に三宅氏、副議長は本橋氏(東京新聞2021年7月24日) 

 都議会臨時会が二十三日、都議選(四日投開票)の改選後初めて開かれ、議長に自民党の三宅茂樹氏=七期・世田谷区=、副議長に都民ファーストの会の本橋弘隆氏=二期・豊島区=を選出した。都議会の副議長は一九六五年八月以降、二十五代にわたって公明党の議員が務めてきており、他会派が担うのは五十六年ぶり。

 小池百合子知事はあいさつで、この日開幕した東京五輪に触れ「歴史的な一日を迎えた。何としても大会を成功させる」と強調。新型コロナウイルス対策については「現在、緊急事態宣言のただ中でさまざまなご協力をお願いし、心苦しい限り。ワクチン接種推進など、なすべき対策にまい進する」と訴えた。
 臨時会閉会後、正副議長が記者会見。三宅議長は「各会派の意見に十分に耳を傾け、公正かつ円滑な議会運営に取り組んでいく」、本橋副議長は「安全安心で活力ある東京にしていきたい」と、それぞれ抱負を語った。
 また無免許運転で人身事故を起こし、この日、本人欠席のまま辞職勧告が決議された木下富美子氏=二期・板橋区=について、三宅議長は「全くもって慚愧(ざんき)に堪えない。選挙直後という重い議会に欠席するとは、議員の資格を放棄したに近い」と苦言を呈した。(小倉貞俊)

本記事では、東京都における都議会臨時会の結果を紹介。

同都で、2021年「7月23日」に開催された「令和3年第1回臨時会」*1。「正副議長選挙」が行われ「第50代都議会議長」と「第44代副議長」*2が選出。

「各会派間の勢力=議員数に応じて」*3選出された同結果。運営状況は要確認。

*1:東京都HP(都議会)「令和3年第1回臨時会の概要

*2:前掲注1・東京都(令和3年第1回臨時会の概要

*3:金井利之『自治体議会の取扱説明書 住民の代表として議会に向き合うために』(第一法規、2019年)、228頁

自治体議会の取扱説明書―住民の代表として議会に向き合うために―