ふるさと納税寄付額、過去最多20年度、6724億円 (共同通信2021年7月30日)

 総務省は30日、ふるさと納税による2020年度の寄付総額は前年度の1.4倍に当たる6724億9千万円で、過去最多を更新したと発表した。寄付件数も1.5倍の3489万件で過去最多。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり消費」の増加や、地場産業支援を目的とした寄付拡大が要因とみられる。

 自治体別のトップは、宮崎県都城市の135億2500万円で4年ぶりに返り咲いた。北海道紋別市が133億9300万円、同根室市が125億4600万円。アマゾンのギフト券を贈るキャンペーンなどで19年度まで3年間連続トップだった大阪府泉佐野市は、上位20位に入らなかった。

本記事では、総務省におけるふるさと納税に関する現況調査の結果について紹介。

同省による2020年度の「調査結果」によると,「受入額」が「約6,725億円」,「受入件数」は「約3,489万件」万件となり,前年度となる2019年度と比べると受入額は「約1.4倍」、「受入件数」は「約1.5倍」*1となっている。

「偏在是正」*2の状況は、要観察。

*1:総務省HP(広報・報道 : 報道資料一覧  : ふるさと納税に関する現況調査結果の概要)「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和3年度実施)」(令和3年7月30日自治税務局市町村税課)、2頁

*2:礒崎初仁、金井利之、伊藤正次『ホーンブック地方自治[新版]』(北樹出版、2020年)、219頁 

ホーンブック 地方自治 新版

ホーンブック 地方自治 新版