東京都とパリ市、スポーツや環境などで連携の共同宣言(日本経済新聞2021年8月7日)

 東京都は7日、2024年の夏季五輪開催地で、都の友好都市でもあるパリ市とスポーツや環境、観光など5分野の連携を深めることを盛り込んだ共同宣言に署名したと発表した。新型コロナウイルス収束後の「サステナブルリカバリー」(持続可能な回復)実現を見据え、気候変動対策も含めた都市間の協力を進める。

宣言に先立ち、都はパリ市や米ロサンゼルス市、豪ブリスベン市などと国際会議を開き、環境に配慮した各都市の政策を情報共有するなどした。来日中のパリ市のアンヌ・イダルゴ市長との会談後に記者団の取材に応じた小池百合子知事は「新たな国際ネットワークを立ち上げることができた」と述べた。

本記事では、東京都における共同宣言の取組を紹介。

同都では、「2021年8月7日」に同市との間で「共同宣言を発出」*1。同宣言に基づき「スポーツ」「環境」「文化」「観光」「工芸・デザイン」の「すべての分野で緊密に協力することに同意」し「継続的かつ定期的な対話を行っていく」*2方針が示されている。

両都市間での「対話と交渉」*3の状況は、要観察。