東京都、入院待機ステーションを八王子市に開設(日本経済新聞2021年8月23日)
東京都は23日、入院先が見つからない新型コロナウイルス患者が一時的に滞在する宿泊療養施設「TOKYO入院待機ステーション」を八王子市に開設すると発表した。開設日は24日で、容体が悪化した患者を受け入れ酸素吸入や投薬治療をする。
永生病院内の一部を活用し、入院待機となった患者を受け入れる。病床は16床で、入院先が決まるか、容体が回復するまでの1泊程度の利用を想定している。民間病院での開設は平成立石病院(東京・葛飾)に続く2カ所目となる。
本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。
同都では、「感染拡大のリスクに備え」て「病床が逼迫した際に入院治療が必要にもかかわらず入院待機となった患者を一時的に受け入れる施設」を2021年7月に「葛飾区」*1に開設。本記事によると、同年8月24日に「八王子市に開設」する模様。
「投網型鎮静」*2に向けた同取組。運営状況は要確認。
*1:東京都HP(都政情報 :都政 : 組織情報 : 東京都の組織・各局のページ:総務局総合防災部防災管理課:東京都緊急事態措置等に関する情報 :新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について(令和3年7月8日発表))「新型コロナウイルス感染拡大防止のための 東京都における緊急事態措置等 」
*2:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁