東京都、オンライン抽選に変更へ 渋谷の若者接種会場(日本経済新聞2021年8月30日)
東京都は渋谷区に開設した若年層向けの新型コロナウイルスワクチン接種会場について、現地で抽選券を配る方式をオンライン抽選に変更する。現行方式では会場を訪れなければならず、抽選券を求める行列ができるケースもあった。接種希望者の負担軽減や人流抑制に向け、早ければ9月上旬の接種分から改める。
大規模接種会場の情報を発信する公式ツイッターで30日、明らかにした。オンライン抽選の詳細は決まり次第、公表するという。31日は現行方式で受け付ける。
都は16~39歳を対象とする「東京都若者ワクチン接種センター」を27日に開いた。予約しなくても接種できるようにしたことで、想定以上に接種希望者が集まった。そのため28日から現行方式にしていた。
本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。
で記録した同都による同接種会場の設置の取組。当初「予約不要」による接種の予定のところ、開設後には「受付方法」を当日「9時から10時30分の間に抽選券を配布し」「11時30分頃に」「抽選結果」と「接種時間帯」を「LINE及びTwitterでお知らせ」*1を実施。今後は「オンライン抽選の早期導入を検討」*2
「投網型鎮静」*3に向けた同取組。受付方法は確定後、要確認。
*1:東京都HP(都政情報 :都政 : 組織情報 : 東京都の組織・各局のページ:福祉保健局 : 医療・保健 :感染症対策 :東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト)「東京都若者ワクチン接種センター 」
*2:前掲注1・東京都(東京都若者ワクチン接種センター )
*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁