<新型コロナ>20日から足立区、予約なしで接種 16歳以上の区民(東京新聞2021年9月14日)

 足立区は区役所本庁舎(中央本町一)で二十日〜十月三日(二十二日を除く)、予約なしでモデルナ製の新型コロナワクチンを接種すると十三日に発表した。時間は午前九時から午後八時まで(二十一日のみ午前十一時から)。

 対象は初めて接種を受ける十六歳以上の区民。八千人分のワクチンを用意した。一日の接種可能人数は日によって異なり、前日に区ホームページで発表する。二回目は予約制で本庁舎で行う。
 区では若者の接種率向上が課題。都全体で二回接種した二十代の割合は九日現在で46・3%、三十代は51・0%。区は十日現在、34・4%と40・2%で低く、予約なし接種で二十〜三十代の接種を促したい考え。
 一方、従来の予約枠には余裕があり、二十日〜十月三日は千人以上、空いている日もあるという。担当者は「原因はわからないが予約が止まっている。この機会にぜひ打ってほしい」と呼びかけている。(西川正志)

本記事では、足立区における感染拡大防止の取組を紹介。

同区では、「16歳から30歳代を中心としたワクチン未接種」の同区民を対象に、2021年「9月20日」から「10月3日」までの間、「約8,000人分」の「予約不要のワクチン接種」を*1を実施。

「投網型鎮静」*2に向けた同取組。実施状況は要確認。

*1:足立区HP( 健康・福祉 : 健康: 感染症 )「【コロナワクチン情報】16歳から30歳代を対象とした予約不要のワクチン接種を実施します[詳細] 

*2:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁