東京都江東区、「ワクチンバス」で接種 商業施設巡回(日本経済新聞2021年10月21日)

 

東京都江東区は医師や看護師を乗せたバスを区内の商業施設に巡回させる新型コロナウイルスワクチン接種を始める。23日から11月末までの一部を除く土、日曜日に、12歳以上の全区民を対象に予約不要で接種する。1日あたり約50人を受け付ける。気軽に打てるようにして接種率を高める。

区内3カ所の商業施設「アトレ亀戸」、「南砂町ショッピングセンターSUNAMO」「アーバンドックららぽーと豊洲」を巡回する。米ファイザー社製ワクチンを使う。各日午前10時半~午後1時、午後2時15分~同5時に受け付ける。接種券がなくても運転免許証や学生証など本人確認書類があれば接種できる。

巡回バス車内で問診と接種、経過観察をする。10月31日、11月20日は実施しない。

本記事では、江東区における感染拡大防止の取組を紹介。

同区では、「12歳以上の区民でワクチン接種を希望する方」を対象に、「駅前や商業施設で」「仕事帰り」や「買い物ついでに接種を受けられる」よう、「ワクチンバス」による「巡回型臨時接種会場」を「開設」*1。「期間中いつでも接種可能」となり、「2回目の予約不要」*2となる。

「投網型鎮静」*3に向けた同取組。接種状況は要確認。

*1:江東区HP(健康・福祉 : 保健結核・感染症予防 )「【更新】予約不要のワクチン接種開始について

*2:前掲注1・江東区【更新】予約不要のワクチン接種開始について

*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁