中央区の副区長「5期目」案に区議会同意 異例の長期在職容認 自・公・民など賛成、反対は共と無所属(東京新聞2021年11月22日)

 東京都中央区議会は22日の本会議で今月末で4期目の任期が満了する吉田不曇副区長(75)の再任を求める区長提案の人事案を賛成多数で同意した。副区長の任期は4年。5期、20年の長期在職となる。 
 採決では最大会派の自民のほか公明、立民などが賛成。無所属議員らでつくる「かがやき中央」と共産が反対した。採決前の討論で、かがやき中央の青木かの幹事長は「権力の座に長期間いるとしがらみが生まれる」と指摘。共産の小栗智恵子幹事長は「副区長は1期満了するごとに1100万円の退職金が出る」などとして、中央区の副区長2人制を1人にするよう訴えた。
 吉田副区長にはこれまで3回の退職金計3300万円が支給されている。
 採決後の議場あいさつで吉田副区長は「子どもたちにふるさとと思ってもらえる中央区になるよう務めさせていただく」と説明した。(井上靖史)

本記事では、中央区における副区長職の取組を紹介。

同区では、2021年11月22日に開催された「中央区副区長の選任同意」に関する「議案」*1について、本記事によると「同意」された模様。

「首長を支える」*2同職。今後の活動状況は要確認。

*1:中央区HP(中央区議会ホームページ議会カレンダー(本会議・委員会等) )  「本会議開催日程  提出議案

*2:田村秀「自治体の組織」北山俊哉・稲継裕昭編『テキストブック地方自治 第3版』(東洋経済新報社、2021年)43頁