群馬県とJICAが包括連携協定 多文化共生促進へ協力(日本経済新聞2021年12月17日)

 群馬県国際協力機構(JICA)は多文化共生に向けた協力を強化するため、包括連携協定を締結した。適正な外国人人材の受け入れ推進や外国人の生活支援などで連携を強め、全国に発信できるような多文化共生のモデル構築を目指す。

 これまでも県とJICAは専門家の派遣や国際協力事業への協力で連携してきた。今回の締結で協力を深め、外国人労働者受け入れでの連携のほか、グローバル人材育成や技術協力の促進、中小企業の海外進出促進にも取り組む。

 17日に記者会見した群馬県山本一太知事は「JICAの持つ海外ネットワークと群馬県の政策運営での知見・資源を合わせて、1対1が3にも4にもなるシナジー効果を出したい」と述べた。

本記事では、群馬県における協定締結の取組を紹介。

同県では、同法人と「国際協力に関する従来からの協力関係」の「推進」と「地域の振興のため多文化共生・共創など新たな分野での協力」を目的に等に取り組む「包括連携協定」を「締結」*1

「公-民協定(縦型協定)」*2となる同協定。協定に基づく具体的な取組状況は、要観察。