千代田区と福井県が協定締結 災害支援や観光で連携 区役所で恐竜展(東京新聞2022年3月24日)
二〇二四年に北陸新幹線が福井県の敦賀駅まで延伸されるのを見据え、同県と始発駅のある千代田区は二十二日、観光や災害時の支援などに関する「相互発展に向けた連携協定」を結んだ。同日から区役所一階で福井フェアも開催。福井は多くの化石が見つかっている「恐竜王国」で、会場に展示したティラノサウルスの頭骨レプリカ(長さ一・五メートル)が目を引いている。特産品販売もある。二十六日まで。
協定は五項目で、教育や企業間の交流などでも連携する。新幹線の始発駅・東京駅の近くの丸ビルで、杉本達治知事と樋口高顕区長が協定書にサインした。
両区県では、「大手町・丸の内・有楽町地区を中心に多くの企業や約85万人の昼間人口をターゲット」に、同県の「魅力発信、認知度向上を進め」、北陸新幹線の「開業時の誘客拡大」を目的に、「協定」*1を締結。同協定では「地域の魅力発信に関すること」、「相互交流に関すること」、「企業の連携に関すること」、「災害発生時の支援に関すること」*2等が連携事項とされている。
公-公協定としての「横型協定」*3とも整理ができそうな同取組。具体的な連携状況は、要観察。