東京・台東区、ハラル認証・菜食対応店の電子地図公開(日本経済新聞2022年4月12日) 

 東京都台東区は、ハラル認証取得店や完全菜食主義者(ビーガン)・ベジタリアンなどに対応した飲食店の営業情報やメニューを表示したデジタルマップを公開した。ベジタリアンなどの国内需要への対応や、外国人観光客の利便性や満足度の向上などが狙い。

「上野・谷中エリア」と「浅草エリア」に分けて飲食店を紹介している。モスクや礼拝室、土産物店、観光情報なども掲載した。マップは区のウェブサイトからダウンロードできる。英語と日本語で表記している。

同区は2015年度からイスラム教の戒律に沿ったハラル対応のメニューや礼拝用スペースがある店などを紹介する英文地図を作製した。

今回、新たに肉や魚だけでなく動物性食品を使用しないビーガンに対応したメニューを提供する店も追加した。区の担当者は「全ての旅行者が安心して飲食し、観光を楽しめるように役立ててほしい」と狙いを話している。

本記事では、台東区における食の多様性の取組を紹介。

同区では、同区を「訪れるムスリムヴィーガンベジタリアン旅行者等に安心して飲食し」「観光を楽しんでもらう」目的から、「台東区 食の多様性対応マップ」を「作成」*1し、同区ウェブサイトと公表している。

「外国人」「受け入れ」*2に向けた同取組。利用状況は要観察。