東京都「都民割」6月再開へ 認証店の人数制限撤廃(日本経済新聞2022年5月20日) 

 東京都は20日新型コロナウイルスの対策本部会議を開き「リバウンド警戒期間」を期限である22日をもって終えると決めた。新規感染者や入院患者の減少を受け、感染防止対策の認証を受けた飲食店では「1テーブル8人以内」の人数制限を撤廃する。都民の都内旅行を補助する「都民割」を6月にも再開する。

都民割はワクチンを3回接種したり、検査結果が陰性だったりした都民を対象とする。都は補助額を1泊あたり5000円、日帰り旅行2500円とし、実施期間を限定する方針だ。都民割は感染拡大に伴い、2020年11月から停止していた。

 6月に閣議決定する経済財政運営の指針「骨太方針」には、計画数の増加に歯止めをかけるため、新規の作成義務付けは抑制するとの方針が示される予定。内閣府はこれに加え既存分の削減を進め、自治体側が求めている計画総数の圧縮を目指す。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では、2022年5月20日、同年「5月23日以降の取組」*1を公表。「都民向け」には「基本的な感染防止対策の徹底」と「感染を広げないための行動等」、「事業者向け」には「業種別ガイドラインの遵守」と「催物」の「開催制限等」*2を定めている。同取組を通じて「行動を促す」*3ことによる状況は要観察。