千代田区がCO2濃度センサー貸し出し 新型コロナ対策で100台を区民に(東京新聞2022年7月17日)

  新型コロナの感染防止に役立ててもらおうと、東京都千代田区は区民を対象に、換気の必要性を判断できる二酸化炭素(CO2)濃度センサーを百台、無料で貸し出す。期間は七月末〜九月末。今月二十二日まで応募を受け付けている。希望者が多い場合は抽選となる。

 区によると、センサーは縦三・五センチ、横五・五センチと小さく、簡単に持ち運べる。携帯電話のアプリをダウンロードし、センサーに割り振られた番号をアプリに入力して連動させ、数値を携帯で確認する。厚生労働省は一〇〇〇ppm以下が適切と目安を示している。
 貸し出す百台は区が独自に設けたコロナ対策の認証店に提供するため購入していた。区の担当者は「オミクロン株は感染スピードが速く、換気の悪い場所では(空気中に浮遊する粒子を介した)エアロゾル感染が起こることが指摘されている。移動途中の自家用車内など、状況に合わせて活用してほしい」と話す。
 希望者は、はがきかメールで区広報広聴課へ申し込む。(井上靖史)

本記事では、千代田区における感染拡大防止の取組を紹介。

同区では、「第7波への緊急対応」のため「換気状態を確認することができるスマホ連動型のCO2センサーを一般家庭向けに貸し出」*1を開始。期間は2022年「7月末」から同年「9月30日」*2

「数値」*3に基づく同取組。利用状況は要確認。